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2020.09.18

進化し続ける中国製品と日本製品の可能性

最近の日本市場は、家電を中心に、多くの中国メーカーが進出している。家電量販店やECモールでも、日本メーカーと同じように並べられて売られている。品質は日本メーカーと遜色はなく、価格は比較的安価とあって、売れ行きも好調のようだ。

 

ただ、これは日本市場の事情で、中国市場ではそんな悠長なことは言っていられない。

中国市場では、日本メーカーと遜色が無い中国製品が溢れている。化粧品、日用品、家電、アパレルなど、高品質の中国製品は次々と生まれており、輸入されてきた、ちょっと高めの日本製品は厳しい状況に置かれている。

何故ここまで中国製品は進化していったのだろうか。そこに日本製品が対抗できることはあるのだろうか。

今回の記事では中国製品が進化した理由と、これから日本製品に求められることをお伝えする。

 

中国製品が進化した理由

一番の理由は、多くの日本メーカーが生産拠点を中国に持ったことだろう。

今でも中国は世界の生産工場と言われるほど、世界中の多くのメーカーが中国に生産拠点を持っている。その結果、世界中のメーカーのあらゆる技術が中国に集結した。

特に日本製品は製品管理の基準も厳しく、世界中のメーカーの中でも要求が厳しい。その環境の中で鍛えられた中国の生産工場は、世界有数の技術を持った工場に成長していった。その技術を活かした中国製品は、品質が良いのは当たり前だ。

 

ただ、今の中国はそれだけでは無い。

世界中のメーカーと交渉もしてきたので、交渉力はもちろん、世界中のメーカーがどのようなマーケティングをして、販売しているか、を知ることができるので、マーケティング力も世界トップレベルになった。

その結果、中国ではIT業界を筆頭に、あらゆる業種でグローバル会社を生み出している。

 

因みに現在、日本の工場やOEM会社は、中国メーカーの製品を製造している会社が増えている。特に今は、新型コロナウィルスの影響もあり、日本メーカーの生産量が落ちているため、積極的に中国メーカーの注文を受け入れている。ここ数年で、日本と中国の立場は逆転してきているのだ。

 

ただ悲観的に受け止める必要は無い。

中国メーカーは「安心・安全・高品質」な日本製品と同じように製造してほしいと思い、信頼して、注文をしているのだ。この状況が続けば、中国メーカーによって「物作りの日本」と言われていた時代を、現代に復活させてくれるかもしれない。

これから日本製品に求められること

上記のような状況を聞くと、中国市場に日本製品を販売展開する隙間が無いように思うかもしれない。

でも、そんなことは無い。まだまだ中国市場には潜在的な需要がたくさんある。それは化粧品でも、日用品でも、家電でも、全てのカテゴリーで。

そこは「物作りの日本」が知恵を絞れば、必ず中国市場が喜ぶ製品は必ず生まれる。

 

ただ大事なことがある。

それは、中国市場が何を求めているかを細かく調査して、しっかり把握すること。求められている製品を中国市場に合わせて、製造して、供給すること。供給するだけでなく、中国市場にちゃんと認知されるように、しっかり宣伝すること。それは日本市場でも同じだが、中国市場もこの手順を怠ると成功は無い。

だが、この手順に多くの日本メーカーがこの言葉を思い浮かべるだろう。

「どうやったら良いのだろう?」

その解決方法で一番良いのは、中国市場に詳しい人や会社に相談すること。分からなければ、自分たちで考えることも大事だが、聞くことも大事。まずは、どんな方法でも良いので、解決できる方法を調査することをおすすめする。

 

ポリスターができること

ポリスターは上記のような相談をよく受ける。

その時は、お客様に誠実に向き合い、お客様にとって最適な解決方法を検討していく。中国市場で販売展開を成功するための方法はたくさんある。

ただ会社によって戦略は違う。お客様に合わせて、最適な戦略をオーダーメイドで行う。そして全ての事項に対応できるようにワンストップサービスで対応する。

ポリスターはそのようなサポートをしながら、中国市場での販売展開の成功を支援している。

 

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