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2020.07.22

今、中国で求められている日本製品

ポリスターでは日々、最新の中国市場の情報収集をしている。

日常的に中国支社のスタッフとやり取りしている以外にも、

様々な人脈からも情報を仕入れている。

そこで、いつも思うことがある。

中国は元気だ。

新型コロナウィルス感染症の影響は中国でもあるが、

都市によってはすでにコロナ前の活気を取り戻している。

電車やバス等の交通機関では予防でマスクを着用しているが、

それ以外は街に人が溢れかえり、活気を感じさせてくれる。

 

コロナの影響で、日本の多くの会社が年間計画を大幅に変更せざる得なくなったが、

中国市場で事業展開をしている会社に関しては、これからがチャンスだ。

中国人の元気は、中国市場に直結している。

中国国家統計局が7/16に発表した2020年第2四半期(4~6月)の

実質国内総生産(GDP)は前年同期比3.2%増加であった。

コロナの影響を受けても成長し続ける中国市場。

その中でポリスターが常に考えていることは、

「今の中国市場は日本製品に何を求めているのだろう」

それは中国市場で事業展開をしている会社も同じ考えでは無いだろうか。

今回の記事ではポリスターで行う業務の中で感じた中国市場の傾向を紹介する。

 

カテゴリでは括れない中国市場

中国では今こういう物が好まれる。

ポリスターでもそのような話は多く耳にする。

ポリスターは常に市場調査をしているが、調査の結果、その話が間違っていることが多い。

それは何故だろうか。

理由は、日本のことで考えてもらえれば分かりやすいだろう。

日本の主食であるお米で考えてみると、お米が好きな人は多いが、それぞれの好みがある。

産地や銘柄にこだわる人も多いし、炊き方や食べ方も家庭によって違う。

価格も重要なポイントだろう。

お米が好きだからと言って、ただ仕入れられたお米を提供しても売れないのだ。

それは衣料品や家電、日用品、化粧品でも同じである。

用途や効果はもちろん色や形、デザインも選ばれる重要な要素になってくる。

それは中国でも同じ。

今の中国で美容に対応する意識が強いからと言って、化粧品が全て売れるわけではない。

もっと言えば、化粧品全体でみると市場はレッドオーシャンになっている。

衣料品や家電、日用品も同じ状態だ。

なおかつ素晴らしい品質の中国製品は日々生まれている。

中国製品の競争はどんどんと激しくなっていく一方で、

カテゴリで中国市場を分析するのは信憑性が欠けてしまうのだ。

ならばどんな製品が求められているのだろうか。

どんな日本製品なら受け入れられるのだろうか。

中国が日本製品に求めること

中国が日本製品に求めること。

それは「安心・安全・高品質」である。

その価値は昔から変わらず、今も求められている。

だが、ここ数年での中国製品の品質は急激に向上している。

日本製品と言っても、多くの製品は中国で生産されているという事実は多くの方がご承知だろう。

日本製品を生産する中で得た技術は、中国製品に十二分に生かされている。

昔のように、日本製品だから中国に受け入れられるという時代は終わった。

その中で、どんな日本製品が求められるのだろう。

 

それは今の中国が何を求めているかがポイントになる。

そのポイントとは、より良い「質」を求めていること。

中国は今、日本同様、物が溢れている。

多くの製品が価格競争になっており、その中で売れるために製品の質も向上している。

また生活スタイルも変わってきており、健康志向の方も増えてきた。

それに加え、美容への関心も高まっており、エステの利用者も年々増加。

化粧品もピンポイントにケアをする製品が増えており、

個々が気になる部分に対して、それぞれに合った製品を選んでケアしている。

これも日本同様で、物が溢れて選択肢が増えたため、好みも多様化・細分化しているのだ。

それに中国は日本人口の10倍以上。好みも日本以上に幅広くなっている。

その好みを突き止めたいのなら綿密な調査・分析が必要になってくる。

ここまで読んで頂ければ分かると思うが、日本と同じような綿密なマーケティングが必要なのだ。

それも日本以上に幅広く捉えて、中国の商習慣も理解して、

調査するための人脈を持っていなければいけない。

このような綿密なマーケティングから分かることは、

カテゴリでは無く、製品そのものの本質に注目すること。

先程、化粧品全体がレッドオーシャンと書いたが、化粧品が全て難しいという訳ではない。

中には、今の中国市場が求めている製品は必ずある。

潜在的な需要は今でも多くある。

それをどう見つけるか。

それは常に中国市場と中国人を見続けなければいけない。

中国市場は日々変わっていく。もちろん中国人も変わっていく。

地道な作業になるが、常にコミュニケーションを取りながら、

些細なことに変化や潜在的な需要を見つけ、それに当てはまるものを見つけていく。

日常で使われる衣料品や家電、日用品、化粧品、食品の潜在的な需要は、日常の生活の中に潜んでいる。

その中で、これは「安心・安全・高品質」な日本製品ではないとダメなんだ、という製品は必ずある。

 

今の中国市場でポリスターが行っていること

今回、記事に記載したことはポリスターが日常的に行っている業務の一部になる。

それは取引している日本メーカー様に対して、常に最高のサポートをするためでもあるが、

ポリスターとしてのレベルアップを常日頃行っている。

そうしなければ今の中国市場に付いていけない。

市場調査だけではなく、ブランディングやプロモーション等の戦略立案、リスク管理も行っている。

それらをトータルでサポート出来ないと、日本メーカー様の中国進出を成功に導けない。

ポリスターはこれからも日本メーカー様が成功するための最適な支援をしていく。

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