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2020.08.28

進化し続ける、中国の動画配信

日本の若者はテレビを観ない。

そんなことを数年前から聞くようになった。確かに、どんな場所でもスマートフォンを観ている若者を多く見かける。そして大体は動画を観たり、ゲームかSNSをやっていたりする。

それに、学生アンケートでなりたい職業ランキングにもプロスポーツ選手やアイドルと共に「Youtuber」がランクインしている。

そのぐらいゲームやSNSを含めて、Youtubeなどの動画配信が日常生活に浸透しており、生活スタイルにも影響を及ぼしている。

では、中国ではどのような状況だろうか。

実は日本以上にテレビ離れが進んでいるようだ。中国は現在、場所によってはスマートフォンが無いと生活が成り立たない。

以前にも記事で書いたが、買い物の支払いはほとんどスマートフォンによる電子決済で行われている。生活のあらゆることがスマートフォン中心に成り立っており、テレビも、様々な番組がスマートフォンで観られるように対応している。

ただ中国では、日本で人気のYoutubeやNetflixなどの動画配信は政治的規制で観ることができない。ならば中国では、どのような動画配信サイトが人気なのだろうか。

今回の記事では、中国の動画配信事情やこれからの展開を紹介する。

中国の動画配信事情

中国にはどのような動画配信サイトがあるのだろうか。

まずは中国の人気動画配信サイトをいくつか紹介する。

 

優酷(Youku(ヨウク))

 

2006年からサービスを開始した、中国では中国で一番知名度が高い動画配信サイト。

2012年には当時人気を二分していた動画配信サービス「土豆網(Tudou)」と合併。

2015年に大手ECモール「Tmall」「Taobao」を運営するアリババグループに買収された。

元々はドラマやアニメの配信が多かったが、現在はオリジナルのバラエティーやドラマ、そしてYouTubeのように個人の投稿作品が多くなっている。

中国版Youtubeとも呼ばれている。

 

愛奇芸(iQIYI(アイチーイー))

 

2010年に中国で有名な検索サイト「Baidu」を運営する会社・百度がサービスを開始。

他の動画共有サイトと比べて、バラエティー番組の種類が豊富。また、こちらもオリジナルのバラエティーやドラマが多い。学生などの若者の利用率が高く、近年では人気が急上昇している。

中国版Netflixとも呼ばれている。

 

騰訊視頻(Tencent Video(テンセントビデオ))

2011年に中国版LINEと呼ばれている「WeChat」を運営する会社・テンセントがサービスを開始。

こちらも学生などの若者の利用率が高く、近年では人気が急上昇している。

またWeChatとの連動していることもあり、個人でアップロードされたコンテンツが特に多い。それとニュース番組が多いのも特徴。

 

搜狐視頻(TV.Sohu (ソーフーTV))

2006年に、こちらも中国で有名な検索サイト「SOHU」を運営する会社・捜狐がサービスを開始。

こちらもオリジナルのバラエティーやドラマ、ドキュメンタリーが多い。

中国の動画配信サイトとしては老舗のサイトだ。

 

哔哩哔哩(bilibili(ビリビリ))

2009年からサービスを開始して、中国版ニコニコ動画とも呼ばれている。

本当にニコニコ動画のようなサイトで、リアルイベントを開催したり、投げ銭システムがあったり、動画を見るだけでなく、ユーザーが独自に盛り上げて、様々なコミュニティを生み出していくようなユーザー主導型が特徴的。

動画配信サイトと言うより、動画共有サイトという感じのサイトだ。

これ以外にも、中国には動画配信サイトが多数存在する。日本にいると分からないが、もしかしたらネットサーフィンをしている間に、見たことがあるサイトもあったのではないか?

趣味やカテゴリーに特化して、コアフォンだけを集める動画配信サイトなどもある。興味を持ったのなら、色々と見てみると面白いだろう。

中国の若者はお金を払って動画を見る!?

失礼な印象だが、中国と言えば、違法商品や違法コンテンツがあふれていると思う人は少なくないのでは無いか。

確かに、その問題は今でも存在する。そうすると動画配信も違法コンテンツだらけで、それを無料で見ていると思うだろう。

だが各サイトの有料会員数が年々増えているのだ。

中国インターネット情報センター(CNNIC) によれば、2019年の有料会員数は前年の2倍になったとのこと。

何故このような現象が起きているのか。それは質の向上である。

各動画配信サイトとも、有料会員向けのオリジナル番組を次々と配信している。

特に「90後」と言われる1990年以降に生まれた若者向けに番組が多い。

最近では「ネット映画」と言われる新たなジャンルが人気のようだ。「ネット映画」とは、言葉通り、映画並みに2時間程度のオリジナルドラマ。出演者も動画配信で人気を集めるYoutuberのような方が出ていたりする。

それに内容はもちろん、ユーザーを飽きさせない演出や映像のクオリティも素晴らしい。このように、お金を払ってでも観たいと思わせるような、質の高い動画を次々と配信して、有料会員を増やしているのだ。

日本のように質を向上させようでは無い。質が良く無ければ、お金を払ってくれない。それが動画配信だけで無く、今の中国市場全体での価値観なのだ。

その価値観がコンテンツだけで無く、様々な商品にも浸透しており、化粧品や日用品、家電などの中国製品が日本製と引けを取らず、日本製品より安価な商品が中国市場に溢れているのは、それが理由だ。

ポリスターがやっていること

ポリスターでも、サービスの質の向上は常に行っている。

常に最新の中国市場の状況、そして日本市場の状況を把握している。それには日本と中国のチームワークが必要だ。インターネットなどの情報媒体の情報だけでは分からないことも多い。

だから中国支社のスタッフとは、常にコミュニケーションを取っている。それが日本メーカー様の中国市場での販売展開の成功に繋がる支援になるから。

ポリスターは、これからもあらゆる面での質の向上を目指す姿勢は変わらない。

 

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