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2020.06.19

中国ECでの新たな宣伝手法「ライブコマース」での商品紹介

「ライブコマース」という言葉をご存じだろうか?

最近ではネットニュース等で、この言葉を見た方も多いのではないだろうか。

簡単に説明すると、インフルエンサーやタレント等の有名人が、SNSのライブ配信機能を利用して、

視聴者からのコメントや質問に答えたりしながら、商品を販売する新しいeコマースの手法だ。

例えるなら、ネット版のテレビショッピングとも言える。

 

最近、日本でも「Instagram」を中心に、「ライブコマース」は若い世代に大変人気がある。

その影響から日本の大手ECモールも注目するようになり、

プラットフォーム内にライブ配信機能を取り入れる所も増えてきた。

 

中国では既に、数年前から「ライブコマース」は行われており、多くの人に利用されている。

中国大手ECモールでは商品ページの中でライブ配信をするなど一般化しているのだ。

そこで今回は、これからの日本の「ライブコマース」事情に触れながら、

中国の「ライブコマース」の現状を紹介する。

 

中国のライブコマース市場

まず中国のライブコマースの市場規模はどのくらいなのか?

市場規模は2019年の時点で約4,300億元(約6.5兆円)、4億人の利用者がいると言われる。

この数字は、日本大手ECモールの年間売上や月間利用者数よりもはるかに多い。

中国では、すでに巨大なマーケットが出来上がっているのだ。

 

また中国では中国大手ECモール内だけでなく、ライブ配信プラットフォームが多数存在する。

プラットフォームによって、それぞれ得意分野があり、

ゲーム、娯楽、ニュースなど、自分の好みに合わせて利用しているようだ。

各プラットフォームでもライブコマースは頻繁に行われており、新たなヒット商品が次々と生まれている。

 

特に一番活発にライブコマースが行われているのが淘宝(タオバオ)。

中国ではもっとも知られている大手ECモールで、日本でも名前だけは知っている方も多いのではないだろうか。

 

近年タオバオのライブコマースは急速に拡大しており、1日のライブ配信数は6万件以上。

2019年の時点で、タオバオだけでも約2,000億元(約3兆円)規模のマーケットである。

年間取引額が1億元(約15億円)を超えるライブコマース配信者が200人以上もいる。

また最近では「淘宝(タオバオ)330ライブコマースセレモニー」という大型イベントを開催。

このイベントではライブコマースの人気配信者たちが一堂に会し、

その年に誰が最も優れた配信者だったかを表彰するもので、

中国EC市場の中でも注目のイベントの1つになっている。

今年は新型コロナウイルスの影響で、前年のように盛大には行わず、無観客の開催となったが、

6時間以上のライブ配信をして、中国国内外にライブコマースの盛り上がりを届けていた。

 

中国にライブコマースが普及した理由

何故ここまで中国にライブコマースが受け入れられているのだろうか。

ライブコマースのメリットとして、以下の3つが考えられる。

①コミュニケーションを取りながら購入可能。

②マーケティングが行いやすい。

③モバイル端末で利用しやすい。

 

一番のメリットはコミュニケーションが取れることだろう。

実は、調査によるとライブコマースで、もっとも売れているのがアパレル。

実物を手に取って、素材感やサイズ感を確かめてから購入したいと思うが、

その点はライブ配信なので、質問をしたら、すぐに回答してくれ、

実際に着た感じや確認したい部分も目の前で見せてくれるので、安心して購入できるようだ。

確かに、中国の人たちは対面でのコミュニケーションをとても大事にする。

 

またライブ配信を見ている人の情報が、その場で確認ができるので、

見ている人の詳細に合わせて商品紹介ができる。

それにライブ配信は、基本的に商品や配信者に興味がある人しか見に来ないので、

お客様が欲しいものを確実に提供できて、購入してもらえる可能性が高い。

 

それと中国はスマートフォンや電子決済の普及率が高い。

そこで、いつでもどこでも配信可能で、いつでもどこでも閲覧・購入可能という、

ライブコマースの手軽さと新しさが中国の人たちに受けているのだろう。

 

今後、中国での販売展開はライブコマースが必須になってくる。

市場規模も毎年、前年の2倍以上拡大しており、

ECでの購入方法として、ライブコマースが主流になる可能性もある。

早急のライブコマース導入が、中国での販売展開の成功を左右するだろう。

 

ポリスターとしてライブコマースの取り組み

中国進出している日本企業も積極的にライブコマースは取り入れている。

中国の有名な配信者を日本本社に招いてライブ配信を行うなど、

様々な企画のライブ配信をしており、実績も挙げている。

 

もちろんポリスターもメーカー様のご協力のもと、定期的にSNS等のライブ配信で商品紹介を行っている。

ライブコマースも宣伝戦略の一つである。

今の中国で旬な宣伝方法をいち早く取り入れ、メーカー様の認知度をいかに早く、大きく広げられるか。

動きの速い中国市場を常に把握し、成功につながる方法をポリスターは今後もご案内していく。

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