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ホームポリスターニュース「11月11日(W11)」だけじゃない!中国の一大ECセール日「6月18日(6.18)」

2020.06.12

「11月11日(W11)」だけじゃない!中国の一大ECセール日「6月18日(6.18)」

中国において、年に数回、大手ECモールが大規模なセールを開催する日があるのはご存じだろうか。

代表的な日には、11月11日(以下「W11」)や、12月12日(以下「W12」)がある。

その規模は本当に驚くほどで、その日の売上だけで日本大手ECモールの年間売上を

余裕で上回るほどの大きなイベントである。

EC売上シェア1位の天猫(Tmall)などを運営する最大手アリババグループは、

去年(2019年)の「W11」だけで、過去最高の2,684億元(約4兆1,000億円)の売上を達成した。

日本のEC市場と比較すると、楽天の年間取引額が約3兆4000億円なので、

どれほど凄い規模なのか、お分かりになるだろう。

「W11」に関しては、以前投稿した以下の記事に掲載しているので確認してほしい。
2019年中国「独身の日」アリババ過去最高記録を更新

 

そのような特別な日の中で、今回取り上げるのが「6月18日(以下「6.18」)」。

近年、中国では「W11」や「W12」と同様に中国内では、

大きな年間イベントとしての盛り上がりを見せており、

中国国内のメーカーや販売店だけでなく、海外のメーカーや販売店も注目。

日本のメーカーや販売店でも、中国に販売展開をする際に、

この「6.18」に合わせて、大手ECモールに出店する会社が年々増えており、

中国での販売展開において、大事なポイントの一つになっている。

でも「6.18」はどのような日なのだろうか。

イベントとしての名前ばかりが注目されているが、今回は少し掘り下げて紹介する。

また「6.18」や「W11」「W12」の今後を含めて、紹介をしていく。

 

そもそも「6.18」って、何?

実はこの日、ある中国大手ECモールにとっては、とても大事な日。

中国で、EC売上シェア2位を誇る京東(JD.com)を運営する京東集団の設立日である。

京東商城(JD.com)は、自社で商品を仕入れて販売する直販型の事業形態で販売展開しており、

日本で言えば「Amazon」に近いだろうか。

ちなみにEC売上シェア1位の天猫(Tmall)は、日本で言うと「楽天」に近く、

各会社にマーケットプレイスを提供し、出店者から出店料を徴収する形でモールを展開している。

その京東(JD.com)が自社の設立日に合わせてセールを開催したのが「6.18」の始まり。

2010年からスタートし、今年で10年目を迎える。

 

当初は「6.18」のセールは、京東商城(JD.com)だけの特別なセールだった。

6月1日から18日前後まで開催されていて、その時期の売上は年々上がっており、

「6.18」のセール期間だけは京東商城(JD.com)の一人勝ちの状態だった。

だが、その状況を他の大手ECモールが黙って見てはいない。

大手ECプラットフォームも同じ時期にセールを開催し始めたのだ。

そのことがきっかけで、「W11」のような盛り上がりを年々見せるようになり、

「6.18」には大手ECモールによる大規模なセール開催が定着して、今に至る。

 

「6.18」や「W11」「W12」の今後は?

近年、各中国大手ECモールの動向で注目されているのが新たなターゲット層の開拓だ。

ターゲットとして注目されているのが、中国の地方都市や農村部。

実は中国の地方都市や農村部の人口は、中国国内の総人口の約70%を占めると言われている。

各大手ECモールもこのターゲット層を少しでも取り込もうと、様々な施策を打っている。

中国全土で、若者に人気のSNSと連動して、商品紹介を行い、

地方都市のメーカーや販売店に、積極的に出店の誘致をし、

農村部で必要な工具など、幅広いニーズに合わせた商品を取り扱ったりと、

大手ECモールそれぞれが多様な方法で、新たなターゲットに自社のアピールをしている。

そこで、また出てくるのが、「6.18」「W11」「W12」。

実は、この日こそが新たなターゲット層の開拓で一番の鍵になる。

実店舗でもそうだが、普段はあまり行かなくても、

年末のセール等になると思わず行ってしまう。

それはECモールも同じで、普段はあまり買わない、買ったことが無い人でも、

大規模なセールがきっかけで会員登録した、思わず買ってしまったという実例は非常に多い。

その傾向は、中国の地方都市や農村部の方たちも同じで、

現に、中国の地方都市や農村部の方たちの会員数が、

このセール日をきっかけに年々増えているという結果が出ている。

そのため、この日に合わせて、品揃えやページの見せ方、キャンペーン等の施策はもちろん、

今後どのような方向性で販売展開をしていくのかも注目されている。

そういう意味でも、大規模なセール日だけにとどまらず、

中国の巨大なECマーケットの可能性を見せてくれる、大事な日でもある。

ポリスターの姿勢

ポリスターでも、「6.18」「W11」「W12」に合わせて、

取引をしているメーカー様に対しては、様々なサポートをしている。

「6.18」に合わせて、ただ宣伝を多くやりました等の短期的なものではなく、

長期的に会社や商品のブランディングを行っている。

もちろん「6.18」「W11」「W12」は販売戦略において、

大事な日であり、年間計画の中でも大きなポイントとなる。

ただ根本としては、メーカー様と協力しながら長期的に会社や商品のブランディングを行い、

継続且つ永続的に商品が売れ、会社のブランドイメージを上げっていくことが一番の目的。

今後も、その根本を軸に、中国市場成功のためにパートナーとしてサポートしていく。

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