NEWS

ホームポリスターニュース2月の中国市場動向 | トピックニュースまとめ

2023.03.15

2月の中国市場動向 | トピックニュースまとめ

 

本記事では、ポリスター公式Twitterで発信した2月の中国のホットニュースをまとめてご紹介します。中国市場の変化をいち早くキャッチし情報発信しておりますので、是非公式twitter(@PolystarJapan)もご覧ください。

 

春節時期の年越しイベントにおける売り上げは好調

中国商務部によると、全国で行われたオンラインイベント「2023年年越し用品フェスティバル」における小売売上高※は、前年比14.5%増加となった。(2月1日更新)

※NFTアートなど実物のない商品を除いた売上高

 

春節期間中の売上高は前年より90%増加

中国のwebサービス企業「京東(ジンドン)」の春節消費データによると、今年の春節期間中の売上高は、昨年の同時期と比較し、90%増加している。(2月2更新)

 

春節で国内旅行が活発化

多国籍テクノロジー・コングロマリット企業「テンセント」の春節旅行データによると、春節休暇中の一級・二級都市※間での移動量は、例年と比較し大幅に増加した。(2月3日更新)

※一級・二級都市…一級(一線)都市は、北京、上海、広州、深圳などを含む沿岸部に位置する都市で、商業が盛んで世界的企業が集まる大都市を指す。

二級(二線)都市は、昆明、寧波、福州、厦門などを含む都市。影響力は一級都市より低いが、地域トップの地方都市である。

 

越境EC「Temu」の国際展開に関するテストが実施される

共同購入システムを持つ中国EC「拼多多(Pinduoduo)」は、新たな越境ECプラットフォーム「Temu Canada」の社内テストを開始した。Temuは目標として「1つのショップで販売を国際的に展開し、マーケットは米国から徐々にチャンスがある市場へと拡大していく」ことを挙げている。今後の発展に注目が集まる。(2月6日更新)

 

晨光がカーボンニュートラル認定を受けた初めての文房具を販売

大手文具メーカー「晨光(M&G)」は、生活関連サービス企業「美団(Meituan)」と連携し、「青山計画」を提出した。第三者機関を通じてカーボンフットプリントアセスメントとカーボンオフセット※を完了し、カーボンニュートラル認定を受けた初めての文房具を販売した。(2月7日更新)

※カーボンフットプリントアセスメント…「カーボンフットプリント(Carbon Footprint)」製品やサービスの原料調達から廃棄といった一連のライフサイクルで発生するCO2排出量の事。これらの量を査定・評価した物を指す。

※カーボンオフセット…CO2等の温室効果ガスの排出量を可能な限り削減しつつ、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動を実施・投資することで排出される分を埋め合わせること。

 

▼中国の文具市場について詳しく知りたい方はこちらをクリック

中国の文具業界動向:https://www.polystar.yokohama/report/20211217/

 

中国版Tiktokが新たな機能を開始

中国版Tiktok「Douyin」は、「图书聚合页(図書の集合ページ)」機能を開設した。この機能によって、動画に登場する本の情報へのアクセスが可能となった。その他にも、本の「豆弁(Douban)」上での評価や、書評の確認、Douyinストアへのジャンプなどが可能となる。(2月8日更新)

※豆弁(Douban)…中国のオンライン・データベースおよびソーシャル・ネットワーキングサービス。中国の都市での映画、本、音楽、最近のイベント、および活動に関連する情報を記録・閲覧できる。

 

アウトドアブームの中国、Tmallにスノーピークのショップがオープン

日本のアウトドアブランド「スノーピーク」は、2月1日中国EC「Tmall」へ公式ショップをオープンした。ショップのフォロワー数は、開設から増加し続けており、中国担当者は「今後中国でのコアビジネスとして、キャンプ用品の販売やアウトドアキャンプ、自然・文化体験の促進に注力する」と述べている。(2月9日更新)

 

POPMARTがアパレルブランドとのコラボ商品を発表

中国のアートトイメーカー「POPMART」の人気IP(キャラクター)「DIMOO」は、スポーツウェアブランド「Champion」と連携し、初の「共同ブランドによる限定ウェア商品」を発売した。ラインナップは、パーカー、ベースボールジャケット、パンツ、ニットウェア、シューズ、アクセサリーなど13アイテムとなっている。 (2月10日更新)

 

低価格戦略で人気のMIXUE、海外展開ついに日本へ

効率化したサプライチェーンによる低価格戦略によって人気となった中国ドリンクブランド「MIXUE(蜜雪冰城)」が日本に上陸。表参道と池袋にオープン予定となっている。中国やインドネシアでは大きな人気を集めており、日本での盛り上がりも期待されている。(2月13日更新)

 

韓国ブランド「Chuu」が話題に

中国ファストファッションのトレンドは変化し続けている。現在は韓国の「PPB Studio」傘下のファッションブランド「Chuu」が台頭中。Chuuはオリジナリティのある色彩やスタイルが評価されオフライン上で急速に拡大しており、現在146店舗をオープンしている。今後さらなる拡大が見込まれている。(2月14日更新)

 

美団アプリがショート動画機能開設予定

生活関連サービス企業「美団」Meituanアプリは、ショート動画機能開設の為のテストを実施中。Meituanは約2年間、ショート動画事業を精力的に展開している。(2月15日更新)

 

中国若者消費動向、トレンドは「炉煮茶」

中国の若者の間で「围炉煮茶」が流行語となっている。ストーブを囲みお茶を煮だしながら果物やお菓子を楽しむもので、現在人気のライフスタイルである。中国の若者消費者は、常に新鮮なモノコトを求めており、現在「围炉煮茶」の費用は一人当たり100元程となっている。(2月16日更新)

 

ChatGPTをビジネス化しようとするユーザーが増加、様々な代行業が誕生

人工知能(AI)研究所が開発したチャットボット「ChatGPT」が人気となっている。若者の間では、新たなビジネスチャンスと考える利用者が増えており、代行執筆や、アカウントの貸出(アカウント取得に一定のハードルがあり代行業者が続々と出現している)・プログラムの開発などを行っている。(2月17日更新)

 

Temuが有名番組のCM枠に登場し話題

拼多多(Pinduoduo)所有の越境ECプラットフォーム「Temu」は、30秒9億円のCM料で話題を集めている「Super Bowl」へ30秒広告を放映し話題を集めた。(2月20日更新)

 

バレンタインデー時期のホテル予約が増加中

中国最大級のオンライン旅行サイトである「Qunar.com」データによると、バレンタインシーズンにおけるホテルの予約数は、コロナ以前よりも増加している。現在00年代後生まれの若者たちは、休日中の支出の主力層となっている。(2月21日更新)

 

Douyinでスーパーマーケットの機能が運用された

中国版Tiktok「Douyin」アプリでは、「Douyin Super market」機能が半月ほど運営された。本事業の担当者は、初年度のGMV(流通取引総額)目標として100億と回答している。(2月22日更新)

 

REDが飲むヒアルロン酸の誇大広告への規制を強める

中国のソーシャルEC「小紅書(RED)」は、横行する飲むヒアルロン酸に関する誇大広告を規制するため、特別なアップデートを実施予定。以前より、3,712件の関連投稿に対しチェックを行い、中でも誤解を与える可能性の高い広告1,028件を取り下げるなど、違法なコンテンツとアカウントへの処分を強化している。(2月23日更新)

 

中国マーダーミステリーブーム

「由马探案」は、数百万ドルの資金調達を完了し2020年に設立されたマーダーミステリー※のブランドである。現在では店舗が50件以上展開されており、中国本土の19省と市をカバーしている。 (2月24日更新)

※事件の登場人物になりきりプレイするパーティーゲームの一種を指す。中国ではZ世代を中心にブームとなった。

 

ウォルマートが中国のしきい値を撤廃

世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」は、中国の販売者に対しGMVのしきい値を完全に撤廃した。アマゾンをはじめとする海外ECプラットフォームにおけるシェアを狙う。(2月27日更新)

 

乳幼児用粉ミルク商品への栄養素の基準が厳しく

国民衛生と健康を担当する「中国国家衛生委員会」が発表した、乳幼児用粉ミルクの「新国家標準」が正式に実施された。2010年版と比較し、栄養素に関する規制が厳しくなっている。(2月28日更新)

 

 

公式twitter(@PolystarJapan)

 

平日のランチタイムに中国の最新情報を発信中。その他業界レポートや中国進出・中国市場における関連情報をツイートしております。

 

 

株式会社ポリスターお問い合わせフォーム

 

日中間ビジネスをサポートしております弊社では、リスク管理・市場調査・テスト販売・中国でのブランディング・プロモーション・販路開拓など、中国進出における様々な支援を行っております。中国ビジネスに興味はあるが何から始めればいいか分からない方や、中国での悩みをお持ちの方は是非一度お問い合わせください。

 

今後もポリスターでは、中国進出する日本企業様の為により一層尽力して参ります。

 

 

PAGE TOP