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2021.04.16

中国市場動向観察~新商品発売情報

春~夏にかけて各ブランドの新商品が続々と発表されており、今回の記事では各社の商品を紹介しながら、中国でのトレンド動向を追いかけていく。本記事が、中国の消費者が求めている味やパッケージデザインなどのポイントを知ることや、貴社の商品開発などの一助になれれば幸いだ。今回は「元気森林」、「鐘薛高」、「蒙牛乳業」各社の商品を含めた、海外ブランドの商品を例に挙げて紹介していく。

 

各ブランドの新商品紹介

①「農夫山泉」:炭酸ドリンクシリーズ

パッケージの特徴:ジャズイラスト風のパッケージであり、それぞれの味に対応したポップなデザインで消費者の心を掴んでいる。

新商品の特徴:糖類、カロリー、脂肪、ソルビン酸カリウムの含有量が0であり、炭酸の爽やかさもあってヘルシーに飲める商品となっている。また、新製品は農夫山泉の天然水源地である浙江千島湖から引いた天然水を使用している。

味の種類:モヒート、白桃、夏みかんという初夏に相応しい味を揃えており、夏の気分に合わせて爽快な味わいを演出している。

価格は75元/500 ml*15本での販売をしている。(1本辺り、約80円ほど)

 

 

②「蒙牛凝縮」(「蒙牛乳業」傘下ブランド):ジュースタイプゼリー

新商品の特徴:100グラムあたりの製品に0.27 gの「雨生紅玉藻」(ヘマトコッカス藻というクロロフィルの一種)と50 mgのカツオエラスチン(美容と健康に貢献する“弾性”のあるタンパク質)を配合している。

味の種類:クランベリー果汁とザクロ果汁の含有量は25%となっており濃厚な味わいとなっており、ゼリータイプであるという食感も相まって、満足度の高い商品になっている。

価格は238元/15g*14本で販売をしている。(1本辺り、約272円ほど)

 

 

③「北氷洋」:低アルコールの炭酸ドリンク

新商品の特徴:低アルコールの炭酸ドリンクで、気軽に飲めることが特徴となっている。また、パッケージもスポーティな雰囲気で若者のカルチャーになじむようなデザインが人気となっている。

味の種類:赤葡萄の果汁、オーク材抽出物、0.5%未満のアルコールを配合した炭酸ドリンクはまるでワインと同じような風味と色合いを持ちあわせている。缶を開けた瞬間に、炭酸の爽やかさと共に赤ワインの香りが漂ってくる。

 

 

④「サンペレグリノ」(ネスレグループ傘下):ノンカフェイン炭酸ドリンク

新商品の特徴:ノンカフェインの炭酸ドリンクで、おしゃれなパッケージが特徴だ。ラベリングがされたようなデザインに、スリムな形が大人な印象を与えており、これらの商品は全米でも新商品として発表される予定だ。

味の種類:バニラコーヒー、ココアコーヒー、キャラメルコーヒーというラインナップで、大人な味わいを感じられる種類を展開している。

販売価格は5.99ドル/8缶となっている。(1本辺り、約82円ほど)

 

 

⑤「innocent」(イギリス): Super Smoothies Lightシリーズ

新商品の特徴:糖度が少ない果物を加えて製造しており、以前のシリーズより30%下がっているのが特徴である。それでいて大きい飲み口で展開しているので、ゴクゴクとのどごしを感じながら飲むことができる。300 mlあたり120カロリーでビタミンB1、B2、B3、B6、Eを含んでおり、美味しさを感じながらも、ヘルシーかつ健康的なドリンクとなっている。

味の種類:二種類の味があり、Berry Light(赤い色の方)は、イチゴと覆盆子(ラズベリーの一種)とスイカをミックスして製造している。一方、Tropical Light(オレンジ色の方)は、パインナップルとザクロとオレンジを原料として作られている。

価格面において、通常ボトルは1.99ポンド/300ml(1本辺り、約300円ほど)、家庭用(お徳用)ボトルは3.79ポンド/750ml(1本辺り、約569円ほど)となっており、サイズによって選ぶことができる。

 

 

⑥「檬共和国」(LEMON REPUBLIC):レモンジュース

パッケージの特徴:レトロなスタイルの四角いボトルを使用している。パッケージにもポリゴンデザインを使用しており、ポップな見た目と共に統一感のあるものに仕上がっている

新商品の特徴:生で絞ったレモンジュースとなっており、果汁の酸っぱさや爽やかさを直に感じることができ、まさに夏に向けた新商品となっている。

味の種類:レモン(レモンたっぷり)、バラレモン(バラエキス配合)、カシスレモン(カシスシロップ配合)の3種類となり、それぞれの味わいたいシーンによって種類を選ぶことが可能。

販売価格は69.8元/360ml*6本(1本辺り、約186円)で展開している。

 

 

⑦「鐘薛高」(アイスクリームメーカー):「杏余年」(商品名。杏に牛乳、クリームを加えた味)と「芝玫荔」(商品名。ライチにチーズを加えた味)

新商品の特徴:質の高い原材料や本物の果肉、具材を6層も重ねることで濃厚な味わいと贅沢さを演出している。そのリッチな味わいは、1日終わりのご褒美にピッタリのものになっている。

味の種類:【杏余年】は蜜漬けの赤杏にミルクとクリームを合わせ、甘酸っぱい味を演出している。【芝玫龙荔】はライチアイスとチーズを原料にしてたっぷり具材を入れ、濃厚な味わいとなっている。

 

 

⑧「元気森林」傘下「燃茶」シリーズの新商品:無糖ウーロン茶

新商品の特徴:無糖ウーロン茶は「燃茶」シリーズの新商品で、「武夷山大红袍」(中国茶の種類名)を採用し、より高濃度のポリフェノールを含んでおり、お茶の香りがもっと強くなっている。しっかりとしたお茶の味わいを手軽に楽しみたい時におすすめの一本である。

また、機能性としても豊富な食物繊維を含んでおり、1本あたりに食物繊維が11 gが入っている。これは、成人の1日の食物繊維の摂取量の約40%に相当し、約リンゴ2.5個分の食物繊維の含有量になる。

販売価格は97.9元/500 ml*15本(1本辺り、約104円)で展開している。

 

 

まとめ

今回は新商品の紹介と共に、それぞれの特徴などについて言及を行った。

爽やかな味わいのものから濃厚なアイスクリームまで夏に向けて様々なタイプの新商品が出ており、味の種類もさることながら、パッケージのデザイン、食感まで様々な工夫が凝らされており、消費者は多方面で情報を手に入れてから商品を選んでいるのだ。中国の消費者に定番で人気の味や流行っている食感などを調査することや、シェアしていきたくなるようなパッケージなどを検討していくことが大切になる。日本国内で人気のある味やシリーズとは異なる結果が得られる可能性もあるので、まずは中国市場に詳しいパートナーに相談し、共に中国進出を目指していくことが重要になるだろう。

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