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2021.09.22

中国でライブコマースが出来るアプリまとめ

 

中国では近年ライブコマースによる販促活動が活発化しており、どのブランド達も積極的にマーケティング活動へ取り入れています。今年度の開催が迫っているW11やW12でも、この活動が商戦を勝ち抜く争点となるでしょう。

 

本記事では、中国本土におけるデジタルマーケティングに欠かせない

”ライブコマース”を行える動画配信チャネルをまとめてご紹介します。

 

 

抖音

 

 

抖音(Douyin)は、中国のアクティブユーザー数6億人以上を誇るショート動画・動画配信プラットフォームです。日本でも「Tiktok」という名称で若者を中心に親しまれていますが、中国版とはEC機能面においてアプリの内容が大きく異なっています。

 

 

中国の抖音はライブコマース機能が付いており、配信を見ながら商品を購入する事が出来ます。またブランド達も積極的にアカウントを作成しデジタルマーケティングに生かしており、中国では大きな人気を誇るSNSです。抖音のメインユーザー層は都市部の若者です。

 

 

快手

 

 

快手(Kuaishou)は、中国のアクティブユーザーが4億人のアプリで、抖音のライバル的存在です。サービス内容は抖音と同様ですが、KOLやインフルエンサーが多く在籍しトレンド発信系のコンテンツが多い抖音と比較すると、快手は一般人の投稿が多く、共感を集めるコンテンツが多い傾向にあります。快手のメインユーザー層は地方都市の若者です。

 

 

点淘

 

 

点淘(Diantao)は、Taobaoの販売機能にライブコマースの機能を付けた「動画サービス」がアプリとして独立したサービスです。Taobaoにおけるアクティブユーザー数は9億人以上ですが、点淘のユーザー数・認知度は低く点淘のアプリの存在を知らないユーザーが多いです。

点淘の認知度が低い理由として、Taobao内に未だライブコマース機能が残っている為、点淘をダウンロードするメリットが少ない事と、ユーザー層やサービス内容で抖音や快手との差別化が成されていない点にあります。しかしアリババは点淘を抖音のようなアプリとして開発していきたいと述べており、今後サービスの魅力が確立されていく可能性を秘めています。

 

今後の動画・ECチャネルの展開について

 

中国では抖音が群を抜いて有名ですが、ライブコマースの可能性や将来性を見込んでTaobaoが点淘の開発を進めるなどの動きもあり、さらなるサービスやチャネルが生まれる事も十分予想されます。

 

 

その一例としてWechatも追随しライブコマースが行えるようになりました。Wechat自体のユーザー数を鑑みると将来有望なECプラットフォームと考えられます。

 

 

まとめ

 

 

今後サービスの拡充や新たな機能の開発・wechatの参入などにより、中国でのライブコマースによるマーケティング活動はより活発化していくでしょう。

中国でライブコマースを行うには、商材に適したチャネルやKOLを選定するなど、プロモーション戦略を十分に練る必要性があります。その為には中国市場に詳しいパートナーと共に戦略を立案する事が重要です。

 

本記事の情報が、中国進出をご検討の企業様へ一助となる情報であれば幸いです。

 

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